土木工事業界全体の年齢層はどれくらい？

こんにちは！
株式会社ヒカリ工機は栃木県を中心に、さくら市を活動エリアとして、土木工事全般の業務に従事してまいりました。
皆様、土木業界の年齢層をご存知でしょうか？
土木業界で最も多い年齢層は45歳前後で、若年層が活躍できる職業にもかかわらず、入りたがらないのが現状です。
2009年から、30代・40代・50代は増え続けているにも関わらず若手は減ってしまっています。
今回は土木業界の年齢層についてご紹介いたします！

土木業界の年齢制限

土木工事
土木業界に年齢制限はありません。
ただし、高所作業には年齢制限があります。
高所作業は地上2m以上の場所の作業を指し、労働安全衛生法により「18歳以上」という年齢制限があります。
上限は法で定められていませんが高所作業は危険を伴うため、高齢者の作業員にはなるべくやらせない現場が多いです。
高齢者の作業員には会社側が健康状態を把握してその日の作業ができるかどうか確認する必要があるでしょう。

若年層の土木離れ？

国土交通省の調査によると、全産業と比較して土木業は29歳以下の就労者が約11％でした。
全産業の約16％と比較すると少ないことがわかりますね。
しかし、若年層に関わらず土木業界は人が集まりづらい問題があります。
それは「キツイ・汚い・危険」の3Kと、昔ながらの厳しいイメージが払拭されておらず、距離を置く人が多いのです。
現代では「仕事第一」ではなく「自分の自由な時間」を重要視している人も多く、休日が少ない・労働時間が長い・給料が少ないなど、私生活を充実させられないことを問題視しています。
もちろん、土木が楽しい・自分に合っている人もいますが、悪いイメージだけが一人歩きしてしまい、土木業界から遠ざかってしまっているのです。
人が集まらないため、後を継ぐ人もおらず土木業界は人手不足に陥っています。
土木業界の悪いイメージの払拭や、SNSなどでの宣伝活動、教育の見直しなど、課題は山盛りです…。

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